ヒロイヨミ社、山元伸子さんによる自身の日記や記録、メモをまとめた小さな冊子。 紙の本と距離が近い山元さんの言葉に触れると、次はどんな本に出会おうかと静かにわくわくしてきます。 「残った言葉たちが頭の中で混ざり、組み合わさって、一冊の本になる。今日の、わたしの本。毎日毎日、読むことで、書いている。」（vol.1より） 「読み返してみる。この頁のこの言葉に、あのとき、つよく惹かれたのだ、と思い出す。栞だけがそれを忘れずにいた。」（vol.2より） 「わたしと本は、向かいあって、触れあって、手をつなぎ、輪をつくる。わたしと本、ほかにはだれも入れない小さな輪を。それぞれが、言葉をひびかせあう空間になる。」（vol.3より） 105mm×148mm / 32p / 糸綴じ手製本 【プロフィール】 ヒロイヨミ社｜ひろいよみしゃ 山元伸子によるリトルプレス。 言葉と紙と印刷の関係をさぐりつつ、 かろやかな〈本〉として詩歌のアンソロジーなどを制作する。 https://hiroiyomu.blogspot.com