ミロコマチコさんによる自作では4年ぶり(奄美移住後は初)となる新刊『みえないりゅう』(ミシマ社)。
棚の前でもパッと目を惹きます(というか目が合う力強さ!)。ちいさなうみでうまれた、みえないけどそこにいるりゅうをめぐる物語。命を繋ぎ、導くりゅう。きっとわたしたちの生活のあちこちにもいるはず。みえなくてもみえるのです。
A4サイズ / 32p / ハードカバー
【プロフィール】
ミロコマチコ
1981年大阪府生まれ。画家、絵本作家。絵本、装画、展覧会、ライブペインティング、企業とのコラボレーションなど活動は多岐にわたり、生命力あふれる作風で、国内外から支持を集めている。2012年、『オオカミがとぶひ』(イースト・プレス)で絵本デビュー。同作で第18回日本絵本賞大賞を受賞、『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞絵本賞、『ぼくのふとんは うみでできている』(あかね書房)で第63回小学館児童出版文化賞、『オレときいろ』(WAVE出版)で第25回ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB2015)金のりんご賞、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)で第26回ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB2017)金牌、第41回巌谷小波文芸賞を受賞。大規模展覧会として、2016年より「いきものたちの音がきこえる」が、2020年より「いきものたちはわたしのかがみ」が全国を巡回。2019年より南の島に移住し、見えないものの気配を感じとるように制作をしている。