


詩人、比較文学研究者の管啓次郎さんが複数の媒体に書き綴った書評や読書論のなかから厳選したテキストを収録した『本と貝殻』。
読むことに向かってすべての人を励ます一冊、ふたたび。
「適当なページをぱらりと開いて、目についたセンテンスを読んでみるといい。そこですでに火花が散りはじめる。エクトプラズムが立ち上がりはじめる。本の中から何かがやってくる。それはきみを作り替える何か、少なくともきみの言語を組み替えてしまう何かだ。」(本書より)
※『本は読めないものだから心配するな』と合わせてぜひ
https://hamahiga-aruhi.net/items/63099d1975c1021bd4172439
装画:惣田紗希
118mm×190mm / 320p / ソフトカバー