


文化人類学、ジェンダー研究が専門の原ひろ子氏の子どもの豊かな可能性をひらく『子どもの文化人類学』。
月刊誌「のびのび」(朝日新聞社刊、1978年休刊)に掲載されたエッセイに「幼児の教育」(日本幼稚園協会)に書かれた文章を加えてまとめられた単行本が文庫化しました。自身のフィールドワークをもとに親子、子どもの姿をいきいきと豊かに綴った文化人類学的エッセイ集です。
解説:奥野克巳
文庫判 / 272p / ソフトカバー
<目次>
切ることと創ること
親の仕事を知らない子どもたち
からだとつきあう
一人で生きること
けんかをどうとめるか
親子のつながり
あそび仲間のこと
「あそび」としての子育て
「親にならない」という決断
自然の中で作るおもちゃ〔ほか〕