



あらゆる権力とあらゆる差別に反対するアナーカ・フェミニストでライターの高島鈴さんの初となるエッセイ集。本気の声の詰まった一冊。
「変わらないこの世が憎い。しかし何の力もない。そのようなわれらが、ばらばらに生きて、ばらばらに抗う。この蓄積が、必ず巨大な「変わり目」を生み出す。私はそう信じている。」(本書「序章」より)
四六判 / 244p / ソフトカバー
<目次>
序章
第1章 アナーカ・フェミニズムの革命
第2章 蜂起せよ、〈姉妹〉たち
第3章 ルッキズムを否定する
第4章 布団の中から蜂起せよ――新自由主義と通俗道徳
第5章 動けない夜のために――メンタルヘルスと優生学
第6章 秩序を穿つ――ナショナリズム/天皇制に抗する
第7章 儀礼から遠く離れて
第8章 死者たちについて
終わりに