翻訳者として活動する傍ら、詩作を続けてきた高田怜央さんによる第一詩集。
滑らかな肌触り、とでもいうような高田さんの言葉たちが心地よい11編の詩が日英表記で収録されています。
良質なアートブックを手がけるDOOKSの相島さんのデザインも静かに光ります。
「舌の上で転がす詩的 / 私的な語りのいつか触れる先に、私がいて、あなたがいる。」(あとがきより)
173mm×105mm / 72p / セミハードカバー / オフセット印刷 / 英語・日本語
【目次】
<収録詩>
〇VIBRATE MODE / マナーモード
〇Salted / プレ・サレ
〇A cucumber sandwich / サンドイッチのきゅうり
〇Epicurean Feast / 美食家の宴
〇Cidre / アップルサイダー
〇GELATO / ジェラート
〇そ ば [soba] / 蕎麦屋
〇My Chocolatier / マイ・ショコラティエ
〇Kiss me in the night instead / キス・ミー・イン・ザ・ナイト・インステッド
〇Iced Coffee / アイスコーヒー
〇[BONUS LYRIC]
〇Koiwai Strawberry Farm / 小岩井ストロベリー農場
<寄稿>
〇横田祐美子(フランス哲学研究者/立命館大学衣笠総合研究機構助教)「ライオンのおくち」
〇来馬哲平(アメリカ文学研究者/青山学院大学文学部准教授)「満ちたりない、完璧に」