『H.A.Bノ冊子』に連載していた日記をもとに編まれた『山學ノオト』。 日記の他に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録しています。 １巻ーーー奈良県東吉野村の山村で活動する人文系私設図書館ルチャ・リブロの実験の日々ーー変わり続ける自然とともに思考も行ったり来たり、揺らいでいる状態を受入れるありのままを綴ります。 ２巻ーーー刻々と流れゆく時間に、ただ流されてしまわないようにーー日常を取り戻そうとする実験の日々から発せられる言葉はしなやかでしずかに強い。 ３巻ーーーコロナ禍を経て、今、私たちが生活していく中で当たり前の事になっている自粛やオンライン会議について考えた二〇二一年の記録です。 ４巻ーーー人の動きが少しづつ戻ってくる中で、あらためて見えてきた他者や社会とその「外側」にあるもの。内と外を行ったり来たり。ぐるぐる回りながら考えた、二〇二二年の記録。 ＊ある日、限定特典冊子「それぞれのみちしるべ」（青木真兵、青木海青子、柿内正午）付！ 120mm×170mm / ①224p ②223p ③256p ④256p / ソフトカバー H.A.B 刊行