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加速する資本主義から撤退する。進むしかないと思っているこの社会に一石を投じる一冊。「撤退」は失敗でも逃避でもなく、未来への一歩か、ページを開いてみてください◯
<目次>
まえがき 内田樹
◯1 歴史の分岐点で
撤退は知性の証である──撤退学の試み 堀田新五郎
撤退のための二つのシナリオ 内田樹
撤退戦としてのコミュニズム 斎藤幸平
民主主義からの撤退が不可能だとするならば 白井聡
撤退戦と敗戦処理 中田考
◯2 撤退の諸相
撤退という考え方──ある感染症屋のノート 岩田健太郎
下野の倫理とエンパワメント 青木真兵
音楽の新しさはドレミの外側にだって広がっている 後藤正文
文明の時間から撤退し、自然の時間を生きる 想田和弘
撤退のマーチ 渡邉格
撤退女子奮闘記 渡邉麻里子
◯3 パラダイム転換へ
『桜の園』の国から 平田オリザ
ある理系研究者の経験的撤退論 仲野徹
Withdrawalについて──最も根っこのところからの撤退 三砂ちづる
個人の選択肢を増やす「プランB」とは何か 兪炳匡
極私的撤退論 平川克美
*ある日、限定特典冊子「それぞれのみちしるべ」(青木真兵、青木海青子、柿内正午)付!
四六判 / 272p / ソフトカバー
晶文社 刊行